確定申告電話相談センターに行ってきました

今週、税理士会の関係で、確定申告電話相談センターの電話相談業務に従事しました。

世の中の相談者の方々の声を生で聞きたいというのが志望した動機ですが、終わってみて、とても勉強になった!というのが実感です。

(国税庁HPより)

電話相談センターはコールセンターのようなもの?

たくさんの方々の電話を受けながら思ったことは、今までコールセンターへ問い合わせたり、営業の電話を受けることはあっても、私がコールセンター業務そのものを体験することはなかったために、口頭のみでわかりやすく相手に伝わるように伝えることは、実は難しいということです。相談内容が多岐にわたり、反射的な回答できない場面もあって、我ながら悔しいなあと思ってしまいました。私の電話相談は一時的なものでしたが、きっと、コールセンターの方々は、このような電話応対を毎日繰り返しており、大変な苦労が忍ばれました。

また、電話越しに小さなお子さんの声が聞こえたり、パソコンの前で困っている方や、仕事の合間に連絡してくださっている方だったりして、日本のあちこちで皆さんが税金計算に格闘していることを実感しました。

税務署の職員はこわいイメージがありますが、実は、こうした皆さんのために日々奮闘されています。

税金という国を支える基礎は、国民の皆さんやそれを支える人々の取組により成り立っていることを実感しました。

ささやかではありますが、改めて私も専門家として貢献していきたいと思った次第であります。