子育てママ向けお金の勉強講座のチラシをリニューアルしました!

子育てママ向けお金の勉強講座について、チラシをリニューアルしました。

そこで、リニューアルチラシをアップします。

すでに、ココネリ3階で地域情報コーナーでの掲示もお願いさせてもらいました。誰か見てくれているといいですね。

子育てママ向けお金の勉強講座を開設する理由

税理士の私が、なぜお金の講座を開設しようと思ったかといいますと…

税理士会の活動で、個人所得税の確定申告の相談に応じる機会がありました。そこで、お金のやりくりに困っている、誰に相談すればよいかわからない、という声を聞きました。

考えてみますと、私たちは、生きていくために必要なお金のやりくりについて、学習する機会はありませんでした。たまたま私は税理士ということで企業のお金に関する実務を目の当たりにしてきましたが、そうでなければ自分のお金しか関わることはありませんし、自分が困らない限りは特に問題ともならないわけです。また、若いときは、収入の良い職業につくことで、お金のやりくりの大半の問題は解決できました。

でも、人生もどんどん進んでいきますと、思いがけない出来事により、お金の問題が顕在化する場面がでてきます。ここでのダメージが大きいのは、思いがけないということと、備えていないということ。あらかじめ何か予測して行動するなら、もう少し楽にその問題を解決できるのではないかと思います。

予測もはずれることはあるし、いつでも合理的に行動できるわけでもないのですが、お金のやりくりの知恵を知っておくだけで、難局を乗り越えることの負担は違ってきます。

少子高齢化社会の中、未来の人材を育てている世代のママたちへ、少しでも足取り軽く人生を進んでいってほしい、そんな思いです。ぜひ、講座へのご参加お待ちしてます!

生涯にわたって発生する費用

この講座の企画に向けて、資料の準備を始めていますが、その教育費の金額の大きさに驚かされます。

私立にいくか公立にいくかや、塾に通うかどうか、そして大学が親元から通うかどうかで、その金額に大きな開きがでてきます。小学校から大学までの総支出1人当たり500万円~2,000万円!

仮に、人間1名が最低生きているための住宅を除く最低インフラ支出を年間150万円とし40年で6,000万円。これに、住宅を買うと3,500万円のローン負担。家族が増えてからの生活費の増分を年間80万円とし35年で2,800万円。そして、子ども2名育てると、1人1,000万円として2名で2,000万円の教育費。

あらためて、人生の膨張期(年金生活前)における支出の合計をざっくり計算してみると、1億4,300万円という大きな数値となり、単純に、稼ぐ期間の40年間で割ってみたところ、約358万円/年という数値になりました。

最低限の見積もりということで相当粗い数値ではありますが、358万円/年を40年稼ぎ続けることについては厳しい印象を持ちました。これからの経済や社会的環境は、これまでのように40年も安定的に勤務し続ける、というのは難しいように思えるからです。

結論

杞憂になってはいけませんが、正確に知っておくということは不安を打ち消す最良の方策ではないでしょうか?