関東地方は昨日梅雨入りしたそうですが、今日はすっかり晴れて良いお天気となりました。
今日開催の子育てママ向けお金の勉強講座も、参加者の皆さんのお陰で楽しく進めることができたので、その一部をご紹介します。
今日のテーマ「自分はどんなタイプ?」
ある34歳サラリーマンの佐藤さんの家計を例にあげて、どんなライププランになるか、どこを見直すのが良いかを話し合いました。
ある34歳サラリーマン佐藤さんとはどんな人かというと…
【現状】
33歳の奥さんと3歳と1歳のお子さんがいる。年収手取り400万円、貯金400万円。生活支出は20万円。
【将来のプラン】
- 4000万円のマンションを30年ローンで購入したい。
- 子どもは二人とも中学から私立に通わせたい。
実際にシュミレーションしてみると
佐藤さんは大変な赤字に陥っていました。ö
皆さんは、結果を見る前から、とてもやっていけないだろうと指摘していましたが、まさしくその通りでした。
佐藤さんの金融資産の赤字は、53歳のときに1,255万円にもなり、ずっと借金漬けです。現実として、ここまでお金を貸す人もいないでしょうから、本当の佐藤さんはどこかで支出を厳しく見直しているはず。今日は勉強する場なので、仮想の数値として登場させました。
解決するには
解決する方法を皆さんに聞いたところ、生活費を切り下げる、私立はいかせない、働く時期をもっと早める等がでました。まさしく要領を得た回答です。
その後、実際に生活費を下げた場合や私立をいかせない場合のライフプランの動きを確認し、
-ライフプランの見直しは、それに伴う負荷、リスクや満足度を考えて決める。
-30年後の家族の視点を持って考えることを頭の隅においておく。
これらを伝えて本日終了。
うまく伝えられたか微妙ではありますが、皆さんがいい感じで意見を言って下さるので、実は私が一番楽しめたのかもしれません…。
皆さんありがとうございます。
気づいたこと
意外に思ったことは、「購入する住宅の価格を見直す、あるいは購入を断念する」という意見が全く出なかったことです。
支出の見直しは固定費に対して行うと効果が高いので、住宅購入の見直しというのも選択に入ってくるかなと予想していたのですが…
練馬では、高い住宅コストも当たり前の金額となっているのかもしれないですね。これは、新たな発見でした!
次回は
次回は、もっと実践的で即効性のある内容「家計簿」にしようと思っています。
7月12日(木)と8月2日(木)の10時半からミヤマ珈琲練馬春日町店で予定していますので、興味がありましたら、ぜひご参加下さい!
それから、もし家計簿について新しい管理方法を実践している人がいらしたら、はしもと会計までぜひご一報ください。