Go to トラベルやGo to イートなど、ここにきて各種経済施策がにぎやかに打ち出されています。
コロナ感染症者の数が確実に減ってきているというわけでもないのに、4月の緊急事態宣言とはうって変わった昨今の様子。
そして時の経過とともに、今年も恒例の行事-年末調整が近づいてきました。
スーパーでクリスマスケーキやおせちの注文が宣伝されているのと同じくらい、年暮れを意識してしまいますね。
国税庁ホームページは進化している!
国税庁のホームページをのぞいてみました。
前から個人的に、国税庁のホームページは数多ある官公庁のホームページの中で「秀逸」という印象をもっていたのですが、改めてさらに進化していることに驚きです。
「緊急のお知らせ」などの適時開示の更新頻度や、整理された画面、スマホ対応だけでなく、インターネットTVやTwitter、YouTube等SNSの駆使度合など、がんばっているではありませんか?!
数ある役所の中でも硬派(?)に属している印象がありますが、難解かつ改正頻度が高い税法をよくここまでフレンドリーに仕上げられたなあと思います。
一方で誤解されるような表現がないよう相当気を配っているということも伝わってきます。
そして、今年の目玉は年末調整の電子化と「年調ソフト」の配布。
この年調ソフト、まだ第1.0版なので使い勝手は未知数ではあるものの、「確定申告書作成コーナー」が素晴らしい進化を遂げてきたことから、同じくらい便利になっていくかも、と将来を期待してしまいます。
今年の所得税に関係する数値を意識しておきたい
でも、こんな素晴らしいツールを使って、入力してから「あれ?どうして今年は税金が増えたのだろう?」と気づいたりするようではもう遅いかもしれませんよ。
今年は、基礎控除、配偶者控除、給与所得控除、公的年金等控除が軒並み改正されています。
自分のケースはどのような影響があるのか、年内のうちに何ができるのか、数字を把握して今のうちから対応しておかないと。
気軽に税理士へ相談してみてはいかがでしょうか?
2ケ月はあっという間です。