自分のお金の行先について、「見える化」を図りましょう
この世に生まれてきた人は、いつかはその人生を卒業します。
生涯にわたって得られた財産をどのように次世代へバトンタッチするかという問題は、誰もが避けられない課題でもあります。
こうした課題を、税金の点から検討するたけでなく、今置かれている状況にあわせ、最適な解決方法を一緒に考え行動していきます。
「見える化」のために考えておきたい3点
「見える化」は、次の3点を明らかにすることでもあります。
1)登場人物 ・・・誰に
2)財産 ・・・何を
3)受け渡しの方法 ・・・どうやって
「誰に」「何を」について考えを整理し、「どうやって」の計画を立て実行する。
何よりもあなた自身が主人公となって、自分の財産の行先を考え決定できるよう、はしもと会計がサポートしてまいります。
また、将来の家族の安定を心配されるご家族様からの相談も受け付けております。
近年社会の考え方や家族の在り方も変わりつつあり、現行相続税法が十分に念頭においていなかった以下のケースが増えてきます。先延ばしにせず、はしもと会計と相談しましょう。
子どもがいない夫婦
たとえば、長年ずっと二人で生計をやりくりしながら連れ添ってきたご夫婦が、思いがけずに片方を失い悲しみに暮れていたところ、法律通り1/4の相続を期待する兄弟姉妹が現れ、複雑な思いにかられたというケースがあります。
相続法改正において配偶者の相続優遇案といった議論もなされています。しかし、結論が出るまでには時間がかかります。
実際のところ、残されるだろう家族のことを考えるなら、何らかの対応策を講じておくのが安心ではないでしょうか。
おひとりさま
少子化に伴い、生涯結婚しない人、すなわちおひとりさまが増えています。
相続については、子なし夫婦で片方を失ってしまった人も、同じくおひとりさまという扱いになります。
おひとりさまの法定相続人は親か兄弟姉妹ですが、本人が高齢であると親や兄弟が亡くなっている場合も多く、その場合は兄弟の子である甥か姪になります。日ごろから兄弟姉妹や甥姪と行き来し、子どもの頃と同じような付き合いをしている人は多くはないでしょう。また、おひとりさまの相続は相続税の基礎控除が少ないことから税負担が大きいことが想定されます。
こうしたことを踏まえると、おひとりさまについても、自分のお金の行先について「見える化」を図り、考えをまとめて対応しておきたいところです。
事業主
事業主の高齢化が進む一方で、日本の成長期を支えた多くの事業が少子化によって次世代への移転が困難になっています。
事業の価値ある部分を引き継ぐためには、引継ぎ先を見つけあるいは育て、価値ある部分の「見える化」を行い、資金繰りに留意して計画的に実施していくことが期待されます。円滑な移転のために、できるだけ早く事業承継対策に着手しましょう。
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